脳 ト レ

 

集中して取り組めば脳は活性化する

 

 

 

麻雀は男のものじゃあない

 

 

雑 談


世界的に有名な ”T" バレエ団では、「おしりの穴を地面に向けて!」という言い方をします。「骨盤を立たせる」意識を生徒に持たせます。また、古武道の世界では ”丹田” という言葉を使います。どちらも共通することは、下腹の筋肉”したっぱら”を緊張させていること。

姿勢の次は呼吸です。姿勢をある程度身につけたら、腹式呼吸に挑戦してみよう。息を吐く時、丹田から身体の外へ息が抜ける、の意識をもつ。息を吐く時、おしりの二つの筋肉を寄せ、肛門を閉める動作になります。おしりの穴を地面に垂直に向けることで、きりっとした姿勢になります。バレリーナあるいはバレエの経験者達の体つきが、ほっそりと美しいのは、骨盤を立たせた姿勢を、自然に身につけているからです。これは骨盤周辺の筋肉、お尻周りの筋肉を常に緊張させることで、体の基礎代謝が高まることを意味します。

”天から頭が吊られているようなイメージ” という言い方もあります。骨盤が立てば自然と背筋が伸びます。”首を長く” すると同時に”天から頭が吊られているイメージ” と重なるのではないでしょうか。

座る時も、きちんとお股を閉じて座ることで、骨盤底筋と周辺の筋肉に刺激が入ります。姿勢・所作を見直すで自然と骨盤と周辺のインナーマッスルが鍛えられます。座る・立つ・歩く、人に見られている意識があれば、良い姿勢に。見られていない時でも、きれいな姿勢でいる意識があれば下半身、特にお尻の周りの筋肉は健康的に緊張しているはずです。骨盤周りの筋肉を正しく緊張させれば、腰痛の予防になり必ず改善につながります。

   

お散歩の時などに、きれいに歩くというテーマをもって歩くことをお勧めします。その際、かかとから着地すると、背筋が伸びてきれいな姿になります。手の振りは後からついてきます。漫然と身体を動かすのではなく、骨盤を立てて、姿勢を美しくすることを意識して歩きましょう。心にテーマを持つことは、QOL(生活の質)を見直す機会でもあります。

心と身体をアンチエイジング

きれいな姿勢や歩き方にはその人を魅力的に見せる力があり、きれいな立ち居振る舞いをこころがけると、若々しく見えるだけでなく、新陳代謝が活性になってお肌の色つやがよくなる効果があります。また、美しい姿勢を意識するだけで、身体に適度な緊張感が生まれ、ボディラインを引き締めます。 

正しい骨盤の立て方を心がけるようになると、崩れた姿勢によって滞っていた血液やリンパの流れが正常になり、筋肉の緊張や下肢のむくみ、肩こり腰痛、片頭痛などの改善につながります。ゆがんだ骨格がリセットされることで、関節や筋肉が活性化し、実際に身長が高くなった人も多くいます。

効果が感じられると、お食事に気をつけるようになり、これまで怠っていたストレッチや運動も、ご自分で自然に心がけるようになります。普段からの立ち居振る舞いに美意識をもつことで、日々の気持ちが前向きになります。