血行がよくなる
調子がよくなり、気持ちも良くなる
効果はすぐに実感できます
正しく歩けばスピードは上がる
歩く距離も長く伸びていく
歩くフォームに自信をもてるよう
合理的な歩き方を学んでみませんか
トレーニングは、”質” x ”量”ですから、正しい動きを学び、無意識で行えるように練習しましょう。
世の中には様々な 「歩き方の講座」がありますが、ここでは「歩行の基本」に絞って解説します。
最初に意識するポイントは、足の指を使って歩くこと、地面を後ろに蹴る。
意外かもしれませんが、足の指を使って歩けば、足首・ふくらはぎ・お尻の大きな筋肉・体幹の筋肉、全身を使うようになります。
次に意識するポイントは、足をつくポイントです。これが最も重要なポイントですが、足をつくのは身体の下になります(体軸の真下)。
我々の一般的なイメージでは、①ももを高く上げる、②足の着地は身体から出来るだけ遠く(前方に足をつく)、という風に歩くのが正しい
と考えがちですがこれは間違いです。 足の着地ポイントを間違えるとスムーズな体重移動が出来なくなります。
出来るだけ遠くに足をつくと、「体重を足に乗せたいのに乗らない」、という現象が起きてしまいます。
陸上競技 「短距離走」とも共通しますが、効率よく前方に移動するには ”自分の体重を着地した足に乗せる”ということが大事です。
それには、体軸の下(頭から胴体への垂直下)に足をつく、のが良い着地点、この基本がマスター出来れば効率的に歩くことができます。
なぜ前方に足を運ぶのでなく、自分の身体の垂直下なのか? 控え目なのはなぜか? と疑問に思う方もいるでしょう。
答えは、「身体は移動しているから」 です。 体軸の下に足をつけば体重は大腿骨に乗る、一直線であれば地面から反発エネルギーをもらえて
前進するエネルギーに変換できます。
街でウォーキングを楽しむ人達の歩行フォームを観察しますと、ほとんどの方が誤ったフォームで歩いていることが分かります。
この”誤ったフォーム”とは合理的でないという意味です。身体の垂直下よりも前方に足を着地させますと、ブレーキがかかってしまうため
歩行スピードが上がりません。いくら一生懸命に手を振っても、自分の体重を足に乗せられないのでは、スムーズに体重移動することが出来ず、
前進しようとするエネルギーを浪費してしまうのです。 足は身体の真下に着地するよう心がけましょう。
同時に、足の指で地面を蹴っていることにも気がつくことでしょう。したがって、速く歩く又は速く走るための第一のポイントは、足を
どこにつくか?(着地させるか?)という点に集約することができます。

〇 ちょうど中間姿勢 × 胸を張らない × 腰を反らさない
きれいな姿勢は美しさの素
ひとの美しさってなんでしょう? お顔のつくりがどんなに良くても、姿勢の悪い人は美しくみえません。
シニアにとっての上質な美しさは、姿勢にあります。 高価な化粧品を使うのと同じように、人の目を気にしてみましょう。
身体の軸を意識しましょう。 上質な立ち居振る舞いは間違いなく ”美” です。